2006年8月16日
五山の送り火
2006年8月16日
五山の送り火
京都の夏と言えば「五山送り火」!
8月16日午後8時から京都盆地の周囲の山に、
5つの文字が次々に点火されます。
今年は、京都国際ホテルの屋上から見ました。
大勢の人たちが集まってきました。
午後8時に1つ目の文字が点火されます。
送り火のために、京都の街も灯りを落とし、だんだんと暗くなってきました。
1つ目、「大文字」が点火されました。だんだん文字が浮かび上がってきました。
送り火には「大文字」が2つあり、「左大文字」との対比で「右大文字」といいます。左京区の大文字山にあります。起源は3つの説があり、1.平安時代初期に弘法大師(空海)が始めたという説、2.室町時代中期に足利義政が始めたという説、3.江戸時代初期に近衛信尹により始まったとする説です。
間にビルがありますが、「妙」と「法」の文字です。
「妙」は松ヶ崎西山、「法」は松ヶ崎東山に描かれます。「妙」は鎌倉時代末期、日蓮宗の僧・日像が西山に「妙」の字を書き点火したのが起こりとされ、「法」は江戸時代初期に僧の日良が、東山に「法」を書いたのが始まりとされています。
「船形」です。西賀茂の明見山にあります。
慈覚大師が唐留学の帰路に暴風雨にあって、南無阿弥陀仏を唱え、無事帰国できたことから、その船を型どって送り火を始めたと伝えらます。
左が「左大文字」、右が「船形」です。
「左大文字」です。字形は右大文字と似ていますが、規模から点火手法まで異なります。大の字に一画加えて「天」とした時代もあったそうです。
「鳥居」は、嵐山・広沢池の近郊にあります。弘法大師が石仏千体を刻み、その開眼供養を営んだ時に点火されたとも伝えられます。鳥居の形から、愛宕神社との関係も考えられています。
1つ目の文字から最後の文字が
点火されるまで、30分程です。