2008年6月30日
吉田神社の夏越大祓式

2008年6月30日
吉田神社の夏越大祓式

夏越大祓式(なごしおおはらいしき)

京都大学の近く、京都市左京区の
吉田山に鎮座する吉田神社は、厄除詣発祥の社です。
藤原山蔭卿(ふじわらやまかげきょう)が、奈良春日の神を勧請し
平安京の鎮守神として吉田山に創建しました。

毎年、6月30日に行われる「夏越大祓式」では
半年間過ごした罪汚れを人形(ひとがた)に託して祓い清め
「残る年も穏やかに過ごせるように」
という意味を込めて茅の輪を三度くぐります。


吉田神社の大鳥居


参道横にある「今宮社」は
吉田地域の氏神様として
近隣住民の方に信仰されています。


境内へ入ると、本宮の前には
大きな茅の輪が。
境内の真ん中では
半年間の罪汚れを託した人形(ひとがた)を
焼き払う準備もされています。


本宮前では、神主さんと参拝者が共にお祓いをします。


お祓いの後、人形(ひとがた)を入れ
火が付けられました。
これで半年間の罪が浄化されたかな?
茅の輪くぐりの始まりです。
神主さん達の後に続き
茅の輪をくぐります。


茅の輪をくぐる際には、神主さんの後に続き
みんなで歌を読みます。


吉田神社大祓ノ歌

みなつきの(水無月の)
なごしのはらひ(夏越の祓い)
するひとは(する人は)
ちとせのいのち(千年の命)
のぶといふなり(延ぶというなり)


夏越のお祓いをしたら
寿命が延びるよ、って感じでしょうか。
延命長寿を願う歌のようです。


      
人形(ひとがた)を焼き払っている火をぐるりと囲み
茅の輪をみんなで三度くぐります。


   
茅の輪くぐりの後は、茅を頂きます。
頂いた茅は自分たちで輪にし
玄関へ吊るします。
だるまさんの中には
「だるまみくじ」が入っています。


「さざれ石」
国家、君が代に詠まれているさざれ石です。
国家発祥の地といわれています。
昔、吉田山にはたくさんの鹿がいたそうですが
現在では銅像の鹿が一匹いるだけです。



●●残り半年も健やかに過ごせますように●●